

ドイツのOx-fanzineにレビューが載りました。
SMALLSPEAKER
『This Record Kills All Trend Scums』
Sounds of Subterrania
もしこの曲たちがせいぜい1~2年前に録音されたものだと知らなければ、私は迷わず1970年代後半、1980年代初頭、あるいは1990年代前半の作品だと思っただろう。
あの頃、Estrus、Norton、Telstar、Cryptといったレーベルが、最もワイルドなガレージ・パンク・バンドを世に送り出していた時代の音そのものだ。
この東京の3人組を、日本国外で知っているのは、ごく一部の熱狂的なマニアだけだろう。おそらく日本旅行のお土産として、誰かが個人的に紹介したとでも考えなければ、このバンドが結成17年目にして初めて、自主制作以外のレーベルから作品を出したという事実は説明がつかない。
彼らの音は荒削りで、飾り気のない純粋なガレージ・パンク。無駄な装飾も、だらだら長い曲もなく、ひたすら核心を突いてくる。
収録曲のほとんどは、その時代に発表されていたなら、KBD(Killed By Death)コンピレーションのどれかに収録されていても全く不思議ではない。しかし、それはウイスキーの熟成と同じで、時間が必要なのだ。
1990年代なら彼らは間違いなく最前線で活躍していただろうし、おそらくMotor Rock CityのLimelightのような店でも普通にレコードが並んでいただろう。
録音は意図的にLo-Fi。私の予想では、せいぜいステレオ2トラックに、3~4本程度のマイクだけを使い、スタジオではなくライブ一発録りのような方法で録音されたのではないかと思う。
しかし、まさにそこがこのサウンドの魅力だ。そうした粗さがありながらも、しっかりと成立している。
飢えたガレージ・パンク愛好家たちよ、迷わず手に取るべし!
― Kalle Stille
ヨーロッパツアー前なので非常に嬉しいです。