リズムに対する捉え方。

一人になってまずやりたかった事は同じパターンを繰り返す事だった。所謂、オカズと言われるようなものやシンバルやライドの音も入れずハイハットバスドラム、スネアだけで構成したかった。ハイハットシンコペーションとかオープン、クローズを入れるのも嫌で4、8、16だけで作りたかったし、それは今でも変わっていない。ただ、今回と前回との違いは音源が前回は少し古いリズムマシーンだったのに対して今回は生の音源を使ったところとテンポはもちろん違うがドンパンドンパンというパターンしか今回は使っていない。ハイハットは8、16だけだね。何故かというと前回の作業中に気がついた事があって例えばドンパンドドパンではノレないという事とドンパンドンパンだけだとスペースが出来て俺には心地いい。それとダンスミュージックのバスドラム4つ打ちをスネアとバスドラムでやってみたいというのがあって今回はそうした。ドラマーに叩いてもらってるように精巧なリズムの組み立ては一人でやる場合は俺は面白いとは思わない。今回は生の音源を使って機械で走らせるというのがテーマというかリズムに対してのコンセプトだ。3rdではバンド編成で録るつもりなのでまた違った感じになるだろうがドラマーにはスネア、バスドラムハイハットしか使わせない。最小限のセットや人数でどんな事が出来るかを3rdではやりたいと思ってる。4枚目では半分を生演奏で後は打ち込みというやり方を考えている。4枚目ではシンセサイザーも使うつもりだしね。ライブで再現出来ないような曲を半分ではやりたいね。さすがに5枚目は何も考えていないけど曲を作らないで録音をスタートさせるというのも面白そうだ。その時までやれてばの話だけどね。