否定。

まず自分のやっている事ややった事に大して否が無ければいけないと俺は思っていて賛よりもむしろ重要。俺自身も好きなものや事よりも嫌いなものが同じだったりする方が信じられる。自己否定も当然ある。反省というよりは否定かな。出来上がった達成感に酔いしれていいのは出来上がった3分くらいだ。後は足りないところやもう少し出来たのでは今回はダメなのではと色々だ。今の機材で10年録音してるけど未だに未知数でもっと経験しないといけないしその経験を忘れ去る事も必要。過去のケースが今に当てはまる事は無い事が多いからね。ただ、崩してはいけない事もある。録音の場合だとかけ録りだね。このスタイルは俺にとっても凄く重要で後から何とかしようという事はしない。ミキシングはバランスとある種のデフォルメの作業だと思っている。それが間違いかどうかは俺には知った事ではないけどね。俺自身や俺の作った音楽や今度リリースされるアルバムも当然の事、嫌いな人もいるだろう。でも、それが無いと面白くないし万人に好まれるような音楽をやっている訳でもない。軽い好きや無視されるよりも嫌いの方が断然いい。無視もいいけどね。ただ、やりたいうちはやっていくだろうし今の機材で始めたのもたかだか10年だ。そんな時間で答えなんか出やしないし録音だけでなく音楽だって未だに答えなんか出ちゃいない。カラッポの先がどんななのか見て感じたいしその時に何が出来るのかが楽しみ。自分が信じてた事さえ崩れさるようなそんな事があれば楽しそうだな。