小さな事からコツコツと。

何してもそうだし音楽だけが特別な訳じゃない。俺は今は38歳で3月で39歳になる。もういい歳だ。子供だっていたっておかしくないし結婚しててもおかしくないが未だに音楽をやっている。40手前のオッサンが初めて尽くしの事をやっているから見る人によってはバカに見えるだろうし売れない音楽を未だにやっててどうするんだという意見もある。確かに正論だと思う。でも、やっぱり音楽はやりたいし細々だけれども一人ならやっていける。俺には抱えてる問題が幾つかあって音楽をやるしか道は無い。バンドは本当にずっとやってきたし良かった事も悪かった事もあった。で、今はライブは別として録音に関しては全て自分でやろうと思っている。ライブはちゃんとバンドを持ってる人にお願いするというのが理想的かな。まあ、一人でやる時があってもいいし。どんな職業でもこの時代はずっと安心て事は無いだろうし幸い守らなければいけない地位だとか財産も無いし家庭や家のローンも無い。ならば足取り軽くどんどん作ればいいというのが俺の結論で一人ならばそれがやれる。売れようとかそんな事はどうでもいい。この歳になれば売れるという事はあまり良い事と思えないからだ。日々、コツコツと曲を作り形にして少ない枚数でも世に出す。それでまた作ればいい。要するに作るという欲求だけは未だに消えないしむしろ20代の頃よりもその欲求が強い。だから出すじゃダメなのかね。これからはそうやって小さな事からコツコツとやっていこうと思っている。決して特別な事なんかじゃないし普通の事だ。音楽以外の事も今は全部自分でやっている、もちろん何人かの協力者あっての事だし十分に感謝している。そうやって助けられて成り立っているのも事実だしね。だから真剣にやろうと決めた。本当に真剣にやらなければ皆に申し訳が立たないと思っている。今日も1曲出来た、まだ作れる。