土日のライブでヘトヘトだったが、翌日にマルチレコーダーのヘッド類を無水エタノールでピカピカに磨いてマスターテープを完成させた。
一人で2台のテープオペレーションとミキサーのミュート、ミュート解除をやるのはなかなか難しい。慣れればどうって事は無いが。まあ、これでAcceleratorのミックスに取り掛かれる。と言うか既に始めている。
曲調が全く違うので思案中ではあるが今月中には終わらせたい。テープでのミックスはスピード勝負だからだ。
何でこんなに面倒な事をやってるんんだと思う事も無い訳では無いが収められたマスターテープを聴くとコレだよ!って思えるサウンドが得られる。何よりも代え難いサウンド。
レコーディング時の反省点もあった。オープンリールテープでのレコーディングの際は特にドラム、ベースはメーターが振り切れるくらい突っ込んだ方が良い。俺の好みだけど。カセットテープだと突っ込み過ぎるとやり過ぎな感じがするんで塩梅が難しい。音楽に関してはハードウェアで方法が変わるし左右される。環境の産物なんだろう。
時間を掛ければ良い訳でも無いし難しい。
分からないなりにやっていくしか無い。現在のプロレコーディングの世界の事は知らないが個人レベルで俺達がやっているレコーディングの手法の手本が無い。
手本が無ければ勝手にやりゃいいんだ。無知故の発見の喜びってのは何にも代え難い瞬間だ。