色々と

調べたり解ったりした事があって、今までの自分の無知ぶりを痛感して打ちひしがれる訳でね。録音の事なんだけど、俺は今回、今月に行う録音に関してはギリギリまでアナログでやってCDでリリースという事だけを考えていた。もちろん、今回の録音に際して機材を揃えたりもしたし新たに調べたりもしてた。予算もそういう枠組みでしか考えてなかったと言うよりCDでのリリースしか無理だなと言い聞かせていた。でもね、知ってしまうと自分に嘘はつけないしやりたい気持ちがガーンと出てくる。まあ、今回のアルバムはCDでリリースをするつもりだしアナログなんて作れる余裕も無いんだけど、だがしかし知ってしまった訳だよ。今、俺の部屋にある機材で一切デジタルを介さずにアナログ盤が作れる事をね。CDRマスターも懐かしいけどDATマスターもUマチックマスターも要らない。アナログで録音してアナログでミキシングしてアナログでマスターを俺の部屋で作れてそのオープンテープのマスターをプレス工場に持ち込んでアナログでマスタリングして溝が掘れる。であるならばアナログ盤を作り、リリースする意味、意義が俺にはある。嗜好品としてのアナログ盤ではない訳で純粋なアナログ盤が作れる状況が今の俺にはある。無いのはプレスをする金だけ。まあ、金なんて何とかなるもんだろうけど俺がアナログ盤をリリースするとしたらもちろん、小ロットだし恐ろしく売値は高いだろう。採算の問題では無く手間ひまの問題かな。3000円以上はすると思うが俺はそれでいいと思うし買いたい人だけ買えばいいもんだからね。ジャケットもハンドプリントでやりたいし。どうせやるならの話なんだけど。まあ、使い将来、アナログ盤はリリースするだろう。一切デジタルを介さない純粋なアナログ盤を作りたい。簡単なCDRマスターでただ、カッコイイからとか流行ってるからだとか憧れだとか懐かしさだとかそんなもんじゃないアナログ盤。大きな会社組織がやることではなく一個人がそこまでやれるんだからね。インターネットだけが情報ソースなんかじゃないんだぜ。