うーん。

音楽をやっている人間がCDが売れないからサウンドを放棄して良いのだろうか?予算を削るのは解るけど、問題はどう削ったかじゃないかな。金のかかるスタジオで時間をかけて録音したって全然、届かないじゃないか。今まで散々、儲けてきたならスタジオや機材にお金をかけなければいけなかったのでは?そもそもサウンドを理解しているか疑問だけどね。機材なんて何だっていいんだよ。その人の熱があれば。俺はたった200枚のアナログ盤を売るのに四苦八苦してる。これは事実。過去の事なんてどうだっていいんだよ。先日のライブも50人ちょっとだったけど本当に見たい50人なら強力だと思うよ。ロックやパンクは過去の音楽でしかもそんなに売れていないバンドが好きな訳だから今、売れないのも当たり前だしバンドも歳を取ってる訳だから若い人なんて来ないよ。取り込もうとしてるなら無駄だと思う。俺も少しだけいい時はあった。が、その時からこんな事は長くは続かないと思っていたよ。だから機材を集めたりしてた訳でね。予感は的中したけど喜ばしい事でもない。だけど本当にやりたい事が見えてくるんだよ。10万そこそこでPC録音のソフト、インターフェイスは手に入れられるしこんないい時代は無いんじゃないかな。俺もデジタル録音は散々やった。そこで行き着いたのがアナログだった。そこで俺はこつこつと集めていたパンクのレコードを全て売っぱらって機材を手に入れた。そうでもしなければ構築出来なかったしね。そりゃ悲しいけど感傷的になるより作りたいから。予算はかかるけど本当にやりたい事が見えたからそうしたまででね。でも、今は中古でも何でも色々なレコーダーがある。まずは当たり前だけどレコーダーを手に入れるべきだと思うな。デジタルでもソフトでもアナログでも何でもいいからね。そうしなければまとまらないし最終的な落としどころも見つからない。既にやってる人達には面倒な話だろうけどロック、パンクの人達は未だにそれをやっていない人達が多いと思う。自分で全て出来る時代なんだからやるべきだと思うよ。本当にそう思うね。