曲は本来の意味でのオリジナルなんて無理だろう。今まで聴いてきた音楽やかつて自分が作った曲でさえゴチャマゼになって脳内で勝手にエディットされて出てくるだけでね。アレンジに於いても同様。それでもやる訳だけどサウンドならまだ少しだけ付け入る余地があるように思う。偉大な先人達の曲やプレイ、サウンドは無理だとしても少しだけ違った何かがサウンドにはあるような気がしていて頭をフル回転させて次回作のシミュレートをしている。曖昧なイメージではダメで正確で明快なイメージ。そしてそこに辿り着くまでの手法。録音当日にマジックなんて起こりはしない。日々のイメージトレーニングと練習あるのみでそれ以外には手法など無い。イメージは大事だけどそれだけでは何も形にならない。厳格に自身を律して辿り着くだけ。いつもの事だけどね。
