ハズし。

いつも心がけているのが何に於いてもハズしだ。サウンドしかり曲しかりファッションしかり。バキバキに決めてるとダサく感じる。まあ、それが似合えばいいんだけど俺は似合わない。ビニールパンツを履いてもスニーカーだったりTシャツだったり。サウンドも完成された音には全く興味が無い。パンクアイテムをハズしに使う事もある。時計もハズしだし。曲は難しいんだけどダサい要素が無いと詰まらないな。でもね、世の中、ハズしは有効じゃないんだよ。ステレオタイプのそれがいいんだ。俺はそういう事と戦ってきた。今じゃハッキリ書かせてもらうが俺一人になっちまった。鉄板曲のオンパレード。それもいいだろう。俺は寂しいんだよね。そういうバンドじゃなかったはずだしさ。一つや二つじゃないし。作ればいいって問題でも無いけどアクションはあった方がいいだろう?ハズせないからそういう事になるんだろうな。皆、自分に酔いしれてるんだ。ダメな曲を許せないんだろう。ダメでいい。その時の生のバンドが観たいし聴きたい。しかも毎回、同じ手法じゃなくバンドなりのね。そういう意味では俺はやっている。ダメでもやっている。そもそもダメとか良いとか他人が決める事だしね。まあ、ハズし。すごーく重要なんじゃないかな?