一番最初のラフミックスを聴いてるんだけど、当初はあんまりかもなーなんて思っていたんだけどこれがなかなかいい。もちろん、荒削りだし最終的にミキシングした音の方がいいんだろうけどね。サウンドはもちろん大事なんだけど、究極を言えばサウンドなんてどうだっていいんだよと俺は思う。その音に熱と血を感じられれば何だっていい。録音だからってよそ行きの演奏やサウンドにする必要は俺は今では全く無いと思っている。オーバーダビングも要らない。まあ、散々、バラ録りをやったからかもしれないけどね。ミキシングもバランスとコンプレッション、リミッティングだけでいいし。録音時のかけ録りは俺にとっては必須だけどね。そのバランスだって主観のバランスだから当然、バランスは欠いている。録音物がこうあるべきだという事が俺には疑問でね。自分で出すんだからどうやったっていい。そういう意味でのサウンドを追いかけてる。何故、録音物がキレイでなければいけないのか、歌謡曲ならまだしもロックやパンクのような類の音楽でね。まあ、売れたいからなんだろうけど、実際にキレイにして売れてるのかというと疑問だな。売れなかった、売れない音楽をやっている俺は好きにやるさ。今後もね。それしか無いしそれしか出来無いから。まあ、今も昔もだからそこはかわらないなー。
