先日のライブで

俺のHHのアンプが壊れてしまったので友人のケイジローからHHのヘッドを借りた。品番は忘れてしまったけど同じメーカーのアンプでどう違うのかが楽しみでスタジオに入った。結論から書くと全く別物。良し悪しではなくね。オレンジのキャビネットを使ったんだけど凄く高級な音だったな。色々なスイッチが付いていて面白いんだけど俺には難しい。俺のHHはコンボだしスピーカーも1発でコントロールパネルもシンプル。オープンバックだから全体で音が鳴る感じでしかもリバーブを切っているのにうっすらとリバーブがかかっていてそれがエッジというかイギリス臭さが音に出てる。HHの50Wのコンボは使う人や使うギターにもよるけど俺の主観では下品な音がする。対して100wのHHのヘッドは高級というか音楽的な音。これも主観。同じメーカーでこれだけ違うというのが面白かったしコンボとスタックとでは全く音が違う事を痛感した。スピーカーの違いも当然あるだろう。どっちが良いではなくこれは手に入れないと解らないし使ってみないと解らないだろうな。HHは金額的には大した事無いんだけど日本に持ってくるのが面倒というか送料が高い。本体よりも高いくらい。トランジスタだしね。ケイジローはもちろんマークボランが使用していたから個人輸入したのだろう。俺はバズコックスなんだけど、なんて書けばいいのかなー。音に対して執念が無ければ面倒な個人輸入などしないしその後だって修理したりしなければいけない訳でね。違いを知るのは重要だし単純に面白い。ケイジローは俺なんかより沢山のアンプを所有しているしそれが解っているのだろう。俺はと言えばずーっと同じVOXのアンプを使用してきたけど最近になって色々と解ってきた。様々なアンプの音を聴く機会にも恵まれたからなんだけど。何が言いたいかというと手に入れなければ解らないという事。まあ、これは何にしても同じなんだけど。マーシャルやJCだけがアンプではないし選択肢は沢山あるはずでペダルを買うより効果が絶大なんだよね。それと一度、手に入れた物は使い倒さないと解らない。その物を信じて使い倒すのがいいと思う。壊れたら直せばいいしね。