ミックス

ようやく重い腰を上げて2本目のカセットのミックスを開始。ハマり込むと泥沼なので軽く確認。前回の設定をそのままにしておいたので、聴いてみるとなかなかの低脳サウンド。前回、ベースが小さいと感じたんでフェーダーを上げずにローをブーストしてみた。昨日の時点では正解。

 

当然、曲によって使用コードが違うので、ややアプローチを変える。ベースの場合は4弦のEを使うとローが出過ぎてしまうので、前回は少し下げ気味にした。俺はローの処理が苦手だ。と言うよりロックやパンクにぶっといローは要らないと思ってる。低音感が出てればいい。ぶっ壊れたサウンドにしたい場合は他のパートを犠牲にしてサウンドを作るのが有効だと思う。全パート綺麗に出てれば良い訳では無い。バランスを取る必要も無い。要するに何を優先するかによる。特にアルバムでなければ、バランスを取る必要は全く無いと思ってる。

 

サウンドにルールは無い。携帯電話でレコーディングしたっていいし、ICレコーダーでも気に入れば何だっていい。別録りやマルチマイクで無くてもいいし、その逆も然り。

 

技術、経験、知識をその都度忘れて、今やりたい事と出したいサウンドに何が必要でどういったディレクションが必要かを熟考し実践すればいい。ルールや周囲を気にする必要なんて無い。アドバイスしてくる奴に限って何も知らないし、そいつが責任を取ってくれる訳でも無いんだしね。