スタンプ作業終了

BGMは相変わらずUnder worldのライブ。スタンプから解放されたものの、今度はシルクスクリーンプリントだ。

今では手版下なんて皆無だろう。PCで出来るし楽だしね。ただ、版下を作ってた頃の出来上がりって今では貴重。とは言え版下で入稿なんて今は出来ないだろう。一応、グラフィック科を卒業して初の就職先が会社内のデザイン部署だった。内実は版下を作る事がメインで紙焼き、切り貼り、写植屋への発注が仕事だった。退屈で死にそうだったので1年半で辞めたが、ジャケットデザインをやる上では役に立つ。どう役立つかは長くなるので止めておくがいずれ書く機会があれば。

シルクスクリーンも学生時代に勉強したが真面目な学生ではなかったので、何となくやっていたがバンドがある程度、動き始めると本当に役に立っている。高校では建築科だったのでグラフィックと建築のミックスの集団のアーキグラムが存在を知ったときには感銘を受けた。CADの図面と手作業の図面。純粋な建築ならCADなりPCの方が綺麗で正確だ。これをグラフィックにスライドしてCADを使った事はある。アーキグラムが凄いのはカラスぐち?やロットリングの滲みのあるラインでさえグラフィックにしてしまうところだ。

で、2ndプレスのプリント作業はジャケットのカラーが変わるくらいで先に書いたことは反映されないが、次回の7インチのジャケットでは自ら図面をひいて切り貼りした版下を作りPCに取り込んで微調整してシルク屋に入稿してプリントするのが面白いかもと思っているのだが、実際にそこまで出来るのか?思いつくのは簡単だが考え中である。セルも無いとも聞くしなー。手間も恐ろしくかかる。そのアイディアを一部使うだけでもいい。

レコーディングがアナログだからジャケットもそこまでやりたい気持ちもあるが、現実的なところで収めるしかないだろうな。