暫く聴いていなくて、久し振りに2枚のシングルを聴いてみると、やっぱり凄い。
以前は圧倒的なサウンドに耳を奪われがちで、勿論、曲も全て最高なんだけど、改めて聴く、いや、完全にコピーしてみると曲の異常さ構成の非凡さに驚愕した。
若い頃にも当然、コピーはしたが厳密にコピーしてみると本当に驚いた。
俺が忘れてただけなのかもしれないけど、特にSick of youはかなり構成が異常。何でこうなるの?と感じる事が多過ぎる。イントロ出だしから変なのだがAメロのリフなんて大したリフでは無いがイントロがサビと同じコード進行なので物凄く効果的。
すんなりと違和感無くボーカルが入ってるように聴こえがちだけど、このパートは俺からすると異常なんだよな。何が異常かって言うとすんなりと聴ける所が異常。これ普通にやると奇をてらった感じになるんだよな。
奇をてらった感じになっていないのは、その後のイントロと同じコード進行のサビがあるからなんだけど、これをさらっとやれるのは才能としか言いようが無い。
その後に出てくるパートの進行も何故?って思うし、でもこのパートが有るのと無いのとだとこの曲の良さは半減するだろう。
それとギターソロのコード進行がワンコードなのも俺からすると、かなり変だ。ただその後にイントロコード進行が出てくる事でストレンジに聴こえない。これは凄過ぎるんだよ。後半のたたみ掛けるサビから後奏も凄い。
そりゃ3分超えるよなと納得。長さを全く感じさせない作りになってる。これはRazarのStamp out discoにも言える。曲や構成は全く違うけど、長さを感じさせないという意味でね。
これから2枚のシングル曲の完全にコピーをして解読する。コピーは重要だなと痛感した。
Kicks in styleもかなり変だしな。パクるつもりは毛頭ないが自身で実感する事が最良だし。
今は情報があるから細かい事実関係こそ知識という風潮があるけど、それは別の誰かがやてばいい。時系列で音楽を掘り下げて発見していく事が良いとされているし、それも面白いが俺のやる事じゃない。
俺は目の前で成ってるサウンドと曲にしか興味が無い。
Guilty razorsは実は歌モノだったという事実を知った時も驚いたからコピーしないと分からない、聴いたつもりになっている。
俺の掘り下げ方はこれだろう。