今。

5枚目の曲は4人編成の時にほぼ出揃っていた。だけど3人編成になりどうしても合わない曲も出てきて半分以上は新しい曲を作った。置かれている状況が違えば出てくるものや考え方も変わる。根幹は変わらなくても影響されるもんだ。サウンドの青写真もそれによって変わった。しかるべき味付けはしなくてはいけないけれどもフラットに録る手法がいいと思ってる。それは楽器の特性やアンプの特性を生かしたいから。もちろん、録音やミキシングで施さなければいけない事も多いが過度に録音、ミキシングによるサウンドの変化を好まなくなってきた。テープの幅が倍になる事によってかなり音も変わってくるだろう。ただ、俺は録音、ミキシングを生業としている訳ではないし職人でもない。楽器の一つとして捉えている。それと生業としていたらマスターレコーダーもハーフインチで所謂、業務用を使えばもっと音がいいだろうがそんな物を置ける場所も無く民生機を使うしかない。それでも俺は満足している。高価なヴィンテージ機器もそりゃ使ってもみたいが俺の現状では無理だし現行の高価な機材も使ってみたいがそれも無理だ。無い物ねだりしても始まらないからね。今の現状でベスト以上を目指す。これだけだな。それにはまだ時間がかかる。まあ、頑張らないとね。