諸々。

ここ数年。ピンッとくるバンドが極端に少なくて、俺自身の感覚が鈍ったのか取り残されたのかと考えたりもしてたんだけど、やっぱりつまらないバンドが多い。今に始まった事じゃないけど。幾つかは良いと思えるバンドはある。昔はーとも言いたくは無いんだけど、、、、エディット感覚とかオマージュとかリスペクト、パロディ諸々。もうね、うんざりだ。真のオリジナルなんて無いだろうけど、これでいいのか?と思うバンドが多い。今の世の中は何にでもアクセス出来るし何でも聴ける。再発や編集盤も多い。でもなー、劣化が酷い。テクノロジーの進化でサウンドは良くなったのだろうか?むしろ逆。元ネタ云々を先にバラすとかうんざり。社会の劣化と比例しているのか。事前に自己弁護して正当化するのもダメだ。ある程度、歳を重ねていくと出来る事と出来ない事がよく分かってくる。俺にはこれしか出来ないんだとかね。今はブレない事が美徳のようだけど、長くやってれば普通はブレる。過去を無かった事にも出来ないから律して正していき、少しでも前に進める事が出来ればと願う。楽しいというだけでいい。損得や大義も要らない。楽しい事は時間軸が変化する。それこそ信用出来る事でその実感があればやっていける。本来、余裕なんて無いもんだ。しかし、退屈だな。

大昔に某大御所?パンクバンドの人に褒められた事があった。もの凄く胡散臭い顔だったよ。褒めた後は自慢ばかりでウンザリしたね。そいつは分かっていない奴は黙ってろと言っていた。バカは黙ってなければいけないのか?それはおかしい。後から分かった事がある。そいつは某大手の大企業に勤め、要職に就いており普段はスーツで何不自由無く暮らしているという。サラリーマンが悪い訳じゃない。むしろ尊敬するよ。俺には出来なかったことだからね。そいつは権力や有名な人にすり寄る。俺達を褒めたのは有名とか権力があったからじゃなくてただ、自慢したかっただけだろう。その後に二度程会った。無視されたよ。ある会合で会った時に部屋に入ってくるなり交通費の請求書を出して払え払えと会合の幹事にせっついていた。誰も交通費なんて貰ってないんだぜ。最初に抱いた印象通りの胡散臭い奴だ。今も大手を振って大きな顔をしているだろう。信じられないくらい酷い名前のバンドで、ステージじゃボロい服を着てやがる。バカは黙ってろだって?黙ってられる訳無いじゃないか。俺はそいつが心底、嫌いだ。黙っていたらいいようにヤラレるだけだ。そういった前時代のバンドを駆逐したいとずっと思っていたし、今も同じだよ。