ライブ

本当に今更で、当たり前の事なんだけど、やり辛いなと思うライブの元凶は俺のギターの音が大き過ぎるという事を実感した。

 

狭いライブハウスで大きな音は必要無くて、ギターアンプとベースアンプの位置をなるたけ中央に寄せて100Wのアンプで大きな音を出さない方がやり易いし外の音も良い。先日のライブでは自分の50Wのアンプでアンプ位置を寄せてやったら本当に良かった。

 

まあ、自分のアンプを持っていけば当たり前なんだけど、50Wのトランジスタアンプのボリュームをフルにした所で音の大きさは100Wのアンプより全然小さい訳でね。

 

中央に寄せる事によってドラムとベースのモニターも生音でいいし、薄っすらモニタースピーカーからバスドラを返してもらうだけで十分。ドラムの細かなプレイも聴き易いし、発見もあった。

 

松岡のドラムはバスドラ、スネア、ハイハットのみだけど細部に渡って拘っている。本人も言ってたけど、俺のギターのプレイ、余計な弦を弾く事によってハーモニクスが出る。そこに合わせてハットを刻む位置を変えてるとの事でハーモニクスが出てるところはハット中央のカップを刻む事でハーモニクスと連動させてると言っていてこれには驚いた。先日のライブで実感出来たし、ギターのハーモニクスをハットのカップで補足して連動させていて、これが物凄く気持ち良い。本間のベースとバスドラが合わさると全体の音が前に出てくる。

 

やっと気付けて本当に良かった。細かなプレイの積み重ねによってバンドの音に差が出てくる。今は本当にベストメンバーでやれてる事が何より楽しい。