ミックス2本目カセット

ちゃんと進めてます。1本目よりもかなり荒っぽい。1本目もやり直そうかな。ライブのセット順にレコーディングして、その順番でミックスしてる。

 

前々から思っていたけど、パンクのコンピレーションで有りがちな派手な曲や音量が大きい曲に引っ張られて、やや地味な曲や音量が小さい曲をスルーしてしまう感じ?上手く言葉に出来ないけど、地味だなと感じた曲のバンドを単独のシングルを買って聴くと良さに気がつく事がある。

 

今回のミックス作業を進めてると自分の曲でも感じてる。地味かもと思ってる曲でも単体で聴くとそうでもない。

 

今までアルバム有りきだったし、今回のような作業の進め方は久し振りだ。全体のバランスを考えてミックスしていないし、その都度、1曲ずつミックスするのが新鮮で気がつく事が多い。全体のバランスを考えないから1曲ごとのミックスバランスも考えない。要するに、やれドラムを出すとかベースをクリアにとか諸々と考えずに歌とギターがバーンと出ていて、言葉は悪いがベース、ドラムは鳴ってればいい。バランスを考えないと狂ったミックスが出来る。

 

以前にも書いたように下品、低脳、下劣なサウンド。これこそが燃えるんだ。自分の曲を聴いてこんなに燃える感じは今までない。

 

70年代、80年代初頭のパンクサウンドって全てでは無いけど、案外サウンドはちゃんとしてる。ドラムはもっと大きい方がいいんじゃない?ベースをもっと出した方がいい。もっとクリアな方が、、、、きっとそう思う人は多いだろう。携帯で録ったのと変わらないと思う人もいるだろう。実際、そんな音だ。仮に携帯で録ってたとしても格好良ければそれでいい。そんなもんだ。自分自身ルール?セオリーに縛られていたのを痛感してる。やっぱりこれだよってのが大事。