音楽でしか

何も表現出来る事は俺には無いんだけれども、それでも思う事はある。自分自身を信じて疑わない人やその行動、活動。俺は頭が良い方ではないから上手く書けないけど欺瞞て言うのかな、一番嫌いだ。何事にも表と裏がある。表層ばかりでもダメだし裏ばかりでも違和感があるなー。アカデミック?な人達の言ってる事とか訳の解らない横文字ばかりで理解不能。これは一般社会の事ね。しかし音楽の世界でも同じ事が当然のようにあって違和感どころか嫌悪感さえ感じる。例えば知識のくらべっことかそれを知らない人はバカ扱いもしくはなってないって事になる。いつだったかこんな事があった。ある人が自分の知識を並べ立てそれについてどう思うか、まあ、大喜利なのかね。俺は普通に答えたんだけどその人の求める答えとは違った。当然。どうしよーもねーからほんの少し俺の少ない音楽知識を言ってみたんだけどスルーされてまた自分の知識のひけらかしが始まった。その後にもっと話そうと言ってきたけどめどくせーから帰ったんだけどね。これはよくある話でね。音楽に限らず本、映画、芸術、カルチャー多岐に及ぶ。俺はこういうの大嫌い。ANARCHY IN THE U.K.だけ知っていてSEX PISTOLSが大好きでもいいんじゃないのかな。ルーツだの周辺の事を知らなくてもいいと思う。もちろん、そういう人が周辺のバンドやルーツミュージックを知ってどっぷりになるのは構わないんだけど、知らなくていい事は知らなくていいんじゃないかね。知識を知恵に転嫁させられる人は少ないし、その結果、周囲を見渡せば知恵と経験はあるけどそれを行使していない人達ばかり。俺はコレクターと作るという事の共存は無理だと思っている。まあ、俺は過去に必死になって集めたレコードを全て売ったしね。良し悪しじゃなくて俺の場合はそうせざるを得なかっただけで。知らない人達の差別と俺は感じるしその優越感こそ欺瞞に通じる。信じて疑わない。これこそが諸悪の根源じゃないんだろうか?知らないけどこれはいい!!って直感こそ正しいと俺は信じてる。全てに於いてね。