スタジオ

今日はスタジオで10月10日 西荻窪Pit barレコ発ワンマンライブの追加曲の練習を集中的にやった。

今のsmallspeakerと今までやってきたバンド(過去のsmallspeaker含む)との圧倒的な違いはメンバーそれぞれの視座が思いっきり反映される事だ。

バンドってそんなもんだろと思うかもしれないがそんな事無いんだよ。俺が曲を作っても形にするだけだったり過去曲に対しての言及も無かったが今はある。

例を挙げると枚挙にいとまがないが今日のスタジオの例だとワンマン用の曲の追加に際して松岡や本間がNO.4収録のGet readyやShooting starはどうだろうと言ってきた。で、先週はその曲の新しいアレンジを考えて今日やってみた。Get readyは一発でこれだ!と思えたがShooting starは何故かしっくりこなかったが松岡は違っててやりたいと言ってイントロをこうすればいいんじゃないか?と提案してきてやってみた。

これがなかなかいいんだな。同じバンドと言えどもそれぞれに視座があり反応して転がっていく。理想じゃん。

今まで過去のあの曲がいいとか言われた事が無かった。松岡とは長いが二人だと二人で完結してしまっていて新しい曲にばかりに取り組んでばかりだったが本間が入った事でプレイヤーの視座では無く過去の曲にもスポットを当ててくれて失礼な言い方かもしれないがリスナーの視座で客観視してくれるのが新鮮で単純に面白い。

二人の視座によって俺も触発されて再考して新たな提案を提示して形になる。

一発で決まることだってあるし二転三転する事は今までにも有ったがメンバーが過去の曲をフックアップし再構成するってパターンは今までには無かった。

幸い俺にはリリースされた曲だけでも膨大な蓄積がある。smallspeakerだけでも相当な曲があるし、それ以前の曲も合わせれば自分でも把握しきれてないほどだ。

新曲のペースは落ちたがこれからは新曲と同時に過去の曲のフックアップ、ブラッシュアップもやっていく。

こういう事が出来るのは未だに新曲を作って活動しているからだろうけど。